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障害者殺傷事件の施設 分散して再建整備へ 最終報告書

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(NHK・08/02)

46人が殺傷される事件が起きた相模原市の知的障害者施設の再建を検討する神奈川県の部会が開かれ、元の場所での建て替えとともに、入所者が一時的に移転している横浜市にも施設を整備し、分散するとした最終的な報告書をまとめました。県は、これを基に来月中にも正式な再建策を決めることにしています。
去年7月、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者が次々に刃物で刺され、19人が殺害され、27人が重軽傷を負った事件を受けて、神奈川県は家族の要望も踏まえ、元の場所で建て替える方針をいったん決めました。


しかし障害者団体などから、グループホームのような小規模な施設を複数作るべきだという反対意見が相次ぎ、専門家らで作る部会で改めて検討を進めたところ、元の場所で施設を建て替えるとともに、多くの入所者が一時的に移転している横浜市に新たな施設を整備し、分散するとした案が前回示されました。


そして2日、「入所者一人一人がどこで暮らしたいかという多様な意思に沿えるよう、複数の選択肢を用意すべきだ」として、分散案を最終的な報告書としてまとめました。県は、これを基に、議会での議論を経て来月中にも正式な再建策を決めることにしています。


入所者の家族らでつくる家族会の会長、大月和真さんは、「分散する案となったが、議論では元の場所に戻りたい人は全員戻れるようにすべきとする意見も出ており、なんとか希望をかなえてほしい。今後、県がどのように再建計画を作っていくのか注視し、家族や施設の職員の気持ちに寄り添った内容にまとめてほしいと思う」と話していました。


部会の会長を務める白梅学園大学の堀江まゆみ教授は、「施設の規模について、ずっと考え続けてきたが、より入所者の生活が見えるよう分散することで、従来より小規模化するという判断は適切だったと考える。多様な意思を反映できる準備をすることが大事で、障害のある人、一人一人がどのように暮らすことが幸せにつながるのか、今後も丁寧に話を聞いていき、家族にも理解してもらえるようにしていきたい」と述べました。


神奈川県の黒岩知事は、「県としては、報告書の内容を真摯(しんし)に受け止め、再建の基本構想を策定していきたい。策定にあたっては、入所者の家族や地域の住民、障害者団体などの理解が得られるよう、丁寧な説明を行っていきたい」というコメントを出しました。


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